「バーベキューに誘われたけど服装どうしよう…」とお悩みの方は必見!
荷物運びやセッティング、火起こしや調理など、何かと動き回るバーベキューで意外と迷う人が多いのが服装選び。
そこで今回は、バーベキューの服装選びで考慮したい点や服装選びの5ポイントをまとめました。
バーベキューの服装を決めるときにまず考慮する点
日本のバーベキューは、みんなで機材や食材の準備を進めたり、お肉や野菜を焼いたりする過程を楽しむものでもあります。
バーベキューの準備中に服や靴が原因で怪我などのアクシデントが起きてしまうと、せっかくの楽しい気持ちが半減してしまうことも考えられます。
バーベキューを良い思い出にするには、服装選びも重要です。まずはバーベキューの服装を決める際に考慮したい3点をみていきましょう。
バーベキュー当日の天候
1つ目は「当日の天候」です。
最近は屋根付きのバーベキュー場も増えているので、雨天でも天候を気にせずにバーベキューを楽しめます。
ただし、服装は晴天時と同じという訳にはいきません。雨対策や暑さ対策など、バーベキュー当日の天候を重視して服装を選びましょう。
例えば日差しが強く暑い日の場合は、帽子やサングラスなどの日除けアイテムを持っていると、日の当たる場所でも作業に集中できるのでおすすめです。
なるべく風通しの良い素材を選んだ方が涼しく過ごせます。汗冷えしても大丈夫なように、羽織を持参すると安心です。
逆に雨の場合は、防水加工や撥水加工がされたレインウェアを着ていくと雨の中でも快適に過ごせます。
なるべく袖口に絞りがあり、腕まくりが容易なものだと、作業の邪魔にもなりません。
さらに足元は濡れると不快感が募りやすいので、防水の靴や動きやすい長靴などを選び、万全の態勢で臨みましょう。
バーベキューを行う場所
2つ目は「バーベキューを行う場所」です。
近年バーベキュー需要の高まりと共に、室内で楽しめるバーベキュースポットも増えてきています。
屋外か室内かで選ぶべき服装も変わってくるので、しっかり把握しておきましょう。
例えば、屋外の場合は荷物運びの際に、足元が安定しない場所を通ることもあり得ます。その場合は、運動靴などの動きやすい靴を選びましょう。
ズボンの裾を踏まないように、ちょうど良い丈のパンツや裾のすぼまったタイプのパンツだと安全です。
川辺でのバーベキューでは、川遊びもできる服装がおすすめです。
撥水加工のハーフパンツなど川に入っても濡れない丈のズボンを選ぶと、捲り上げる必要がないので非常に楽です。
動きやすさや汚れてもよいかどうか
3つ目は「動きやすいか、汚れてもよいかどうか」です。
バーベキューでは機材の準備や食器の片付けなど動くことが多いので、動きやすい服装を心がけましょう。
伸縮性があり、体を動かしやすいアウトドアウェアは特におすすめです。
バーベキューでは調理中に調味料が飛び散ったり、炭の始末で灰が飛んだりなど、服が汚れる場面が多くあります。
おしゃれな服装や白色などの汚れが目立ちそうな服装は、周囲に気を遣わせてしまうので避けましょう。
汚れが目立たない色の服や、汚れても問題ない着古した服などの方が、思い切りバーベキューを楽しめますよ。
バーベキューの服装選びで気をつける5つのポイント
レジャー施設などでバーベキューを楽しむなら、前準備はしっかりと済ませておきましょう。
バーベキューに最適な服装を選ぶ際には、安全性もしっかりと考える必要があります。
この後はバーベキューの服装選びで気を付ける5つのポイントを紹介するので、参考にしてみてくださいね。
虫さされや火傷をさけるため、肌の露出は少なめに
1つ目のポイントは「虫さされや火傷対策」を考えた服装選びです。
夏場や森・山など自然の多い屋外でのバーベキューでは、虫に刺される可能性があります。火を扱うバーベキューでは火の粉や油が飛んでくることも茶飯事です。
ショートパンツなど、肌の露出が多い服装は避けるようにしましょう。
肌の露出が少ない服でもスカートは選ばない方が無難です。風で舞い上がったり、夏場は汗で張り付いて動きにくくなったりすることもあります。
なるべくパンツスタイルを選ぶのがおすすめです。
よく動くバーベキューでは、胸元が大きく開いた服も屈んだ時に下着が見えやすいので避けましょう。上半身の露出が多い服にも要注意です。
厚底やハイヒールは危険! 安全なぺったんこの靴を
2つ目のポイントは山歩きや河原歩きでの「転倒対策」を考えた靴選びです。
バーベキュー場の定番である山や川辺などは形の違う石が転がり、足元が不安定な場所が多くあります。
厚底の靴やハイヒールは転びやすく危険なため、避けるのが無難です。ローヒールでもピンヒールは、排水溝の溝に詰まる恐れがあるのでやめておきましょう。
ぺったんこの靴なら動きやすく安全なのでおすすめです。
見落としがちですが、サンダルなどの肌が露出する靴も虫さされや火傷の恐れがあるため、注意が必要です。
バーベキューでは高温の炎に長時間向かいながら調理することになります。
塩化ビニルやウレタン樹脂・クロスライトなど、高熱で変形しそうな素材の靴も避けておきましょう。
一番上に着るものは燃えづらい綿などの自然素材を
自然の多い場所で行うバーベキューは、急な天候の変化も多いため、上に一枚羽織るものがあると肌寒くなっても快適に過ごせます。
3つ目のポイントは「引火対策」を考えた羽織選びです。
バーベキューでは炭火を使うため、火の粉が飛んだり、服に燃え移ったりすることがあります。
事故防止のためにも、綿などの燃えづらい自然素材の上着を選ぶようにしましょう。
レース付きの素材や大きなフリルのついた上着、縫い目の荒いニットカーディガンなども、木の枝などに引っ掛ける恐れがあります。
なるべくシンプルなデザインの羽織がおすすめです。
熱中症にならないよう、帽子を持っていこう
4つ目のポイントは、「熱中症対策」です。
バーベキューといえば暑い夏に行う方も多いと思いますが、熱中症で倒れてしまうケースが問題となっています。
長時間屋外で過ごす場合は帽子も忘れずに持っていきましょう。
気温的にはそれほど高くなかったとしても、日差しや照り返しで暑くなることもあるので注意してください。
身体の温度を冷やすためには、首の血管を冷やすことが効果的と言われています。
首に冷たい布を巻いて冷やす「ネッククーラー」や、濡れタオルと併用して首からかけられる「ハンディ扇風機」を身につけると良いでしょう。
日焼け対策としては、日傘もあると便利です。
貴重品を持ち歩けるショルダーバッグもおすすめ
5つ目のポイントは「防犯対策」に使える鞄選びです。
バーベキューシーズンはどこの会場も混雑することが多いです。オープンスペースのため、貴重品が心配な人は持ち歩くようにしましょう。
特にバーベキューでは、お手洗い・機材や食器の洗浄・ゴミ捨てなど、荷物から離れるシーンが多いので注意が必要です。
とはいえ、大きなリュックやトートバッグだと、作業の邪魔になったり、嵩張ったりしますよね。
そんなちょっとした移動時に便利なのが、貴重品だけを詰めて持ち歩けるショルダーバッグです。
スポーツ用品店では、取り出しやすさや機能性に優れたタイプなど、いろんなショルダーバッグが販売されています。
ちょっとしたお出かけ鞄や旅先でのサブバッグなど、普段使いにも役立つお洒落なデザインの商品もあるので、ぜひお気に入りを探してみてください。
まとめ
バーベキューでは、当日の天候や場所に合わせた服装選びを心がけましょう。
機材運びや火起こしなど、動きやすく汚れても平気な服だと困りません。
露出の少ない服を選び、燃えづらい自然素材の羽織を合わせ、ぺたんこの靴を履いていくと安心です。
熱中症対策の帽子や貴重品の持ち運びに便利なショルダーバッグがあれば完璧ですね。
今回紹介した服装選びを参考にして、楽しいバーベキューの思い出を作りましょう。